📚池端ストーリー

池端には様々な生きものたちの物語があります。ここでは生きものたちの大小のドラマを紹介します。

🐍アオダイショウくん

アオダイショウの移動範囲は多様で大きい。 陸上だけでなく樹の上にものぼり、池や川でも結構速く泳ぐ。家の床下や天井裏に入りネズミなども食べることから「家の守り神」とも言われている。実際に我が家の屋根裏に入り込むネズミが走り回る音がしなくなったのはアオダイショウ君のおかげか? また、お隣さんは屋根裏を這うヘビの音が聞こえたとか… アオダイショウは3~4か月ほどの冬眠をすると言われている。夏場には7~20個もの卵を産む。顔は強面だがよく見ると結構可愛い?

🐢亀くん

カメは約2億1000万年前に出現し、現代まで継続して繁栄している。カメ類は動物の中でも長寿の代表格。確実な長寿記録ではアルダブラゾウガメの152年の飼育記録がある。普段は肺呼吸をしているが、冬眠中は仮死状態になり必要な酸素量が少なくて済むので、水中などの場合には、水中に溶けているわずかな酸素を皮膚や粘膜から取り入れることで呼吸していいる。しかし、総排出腔でガス交換することにより、呼吸のため水面に上がらない種もいる。種類によって違うが、魚類、両生類、爬虫類、ほ乳類、昆虫、貝類、甲殻類、植物、果実、キノコなどを食べている。

春になると子ガメが親ガメにまとわりつき、時には親ガメの背中にちゃっかりと乗っかっているのが愛らしく見られます。また、群がって日溜りで甲羅干しをして、人が近づくとドドッと池の中に逃げ込みます。

🐦水鳥たち

水鳥たちの多くは、春先には可愛い子供たちを加えたファミリーになります。子供たちは、初めの頃には列をなして一所懸命に親鳥を追いかけます。そのうち、子供どうしで遊び、餌をとる練習をします。やがて、競って飛ぶ練習に精を出し始めます。そして、初夏には親鳥と一家勢ぞろいで飛び立っていきます。